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日記・一般今年も、残すところ後1日になったわけだが、会社も休みに入ったので、朝からTVをつけていたが、どこもかしこも、派遣切りの問題を取り上げていた。
新聞でも、新宿の中央公園の炊き出しのことなどが取り上げられていた。
振り返ってみれば、今年の第発会(その年の最初の株式市場)では、大暴落し今年の経済状況を既に分かっていたような動きだった。
夏場にかけて石油が高騰し、ガソリンもリッター180円をマークした。その後、原油は大暴落。続いて日経平均も、2002年の最安値を更新。
経済は、好景気もあれば、不景気もある。誰も、先のことは予測できないというが、今回のこともそうだったのだろうか?
サブプライムローンの問題は、低所得者に対しての融資が問題と取り上げられているが、さらに深刻なのが、その債権を金融商品として取引していた事だ。
そもそも、経済界のトップクラスの人間は頭がいいはずだから、その融資が焦げ付いたら、その債権も暴落し、その債権を動かしていた金融システムが混乱することぐらい分かっていたはずだ。
憶測だが、一握りの連中は、そのことを分かっていて、うまい具合に設けてきたのだろう。
金の絶対数は減ることは無いわけで、不景気で市中に金が回らない中で、誰かの懐にはしっかりと入っているわけだ。
マネーゲームがブームになった数年前、本屋には働かずにOO円儲けるなどの本や、株でOO円儲ける本が良く並んでいたが、誰もが働かずにデイトレードをしていたら世の中はどうなるのだろうか?これが、今回のアメリカのよく表している。アメリカの企業のほとんどは、製品の向上よりも投資効率の向上しか目指していなかったのだから。
我々も、資本家も もう一度、経済の原理の基本を考え直さなければならないのだろうか。